なるさわばしこは逃げてはいない。
積極的に未来を選択している。
それも、超ワクワクな未来を。

私は私なりに戦略を練ったうえで 教採を受けず 講師を続けることにしました。 今後のキャリアデザインを考える上で 発信は欠かせない要素です。 なるさわばしこは逃げてはいない。 積極的に未来を選択している。 今回はそうした結論に至った 私の頭の中を大公開していきます。
の続編です。
※本記事は、旧ブログ「なるさわばしこLABO」から修正を加え、転載したものです。2019年10月現在、退職し、今は小学校の先生ではありません。また、当時も今も、正規で働く先生や社会人の方を馬鹿にする意図はなく、あくまでも「生き方働き方の提案」であるということをご理解ください。発信が順調で、信者の崇拝に酔っていた時期の記事ですので、若さ故の調子乗り具合も合わせてお楽しみ頂ければと思います。
はじめに
こんにちは。なるさわばしこ、小学校教師2年目。
2年生の担任をしていますが、身分は非正規の講師です。
しかしそのことを何ら負い目にも思っていませんし
むしろ強みであると考えています。
前作では、私のパラメータについて練った戦略を公開しました。
なるさわばしこは環境パラメータに適合しない人間ですが、
表現者としての才があります。
既に得意なそれらのパラメータを伸ばしていければ、どこかの世界で代替不可能な人間になり得る、はず。
今回はさらに深めて、具体的な方策について述べたいと思います。
「パラメータ」×「カテゴリ」で拓けるキャリアプラン
前作で公開した、私のパラメータはこちらです。
いびつな形ですが、表現については平均値を超えているものも多いです。
それを抜き出してみたのがこちら。
そして上位「パラメータ」と「教育」カテゴリを掛け合わせ、現在は
「読書量」×「バックボーン」×「教育」=物知りで適応できない子どもの気持ちが分かる先生
「容姿」×「歌唱力」×「教育」=美人で学校一歌の上手い先生
を勤めております。
超ワクワクなキャリアプラン
なるさわばしこが築きたいキャリアプランは
「教育」に軸足を置きつつも、他分野を探索するスタイル。
数年教師を勤めた後は探索、またしばらくしたら教師に戻り、数年後再び探索……
この繰り返しで多分野の知見を深めていきたいのです。
「パラメータ」と掛け合わせる「カテゴリ」は、「教育」に限りません。
むしろ、多岐に渡った方が面白さは増すでしょう。
「福祉」
私自身が複雑なバックボーンをもっているため、「できない」「がんばれない」子どもと保護者の気持ちが理解できます。
最も低い場所にいる子どもを照らすため、私に何ができるか?学級担任をしながら、考えていたテーマ。子どもの貧困や心のケア、そこから重なる学力低迷へのアプローチがしたいです。
現公教育は福祉の分野と重なっており、親和性も高いでしょう。
「バックボーン」×「福祉」=弱者に寄り添った支援ができるソーシャルワーカー
「バックボーン」×「福祉」×「SNS発信」=貧困層や遺児のための情報まとめサイト運営
「夜」
学校の先生は、競争の無い世界。どんなに頑張っても頑張らなくっても、毎年30人の子どもの担任になれます。
私にどんなに魅力がなくっても。
もしも完全実力主義の世界で、その過酷な競争に耐え、勝ち抜くことができるなら、私は子どもの前に自信をもって立てるでしょう。
「容姿」×「読書量」×「夜」=社会の動向や最新のビジネス書についてガチで語れる銀座のホステス
「創作・表現」
昔、ガチで絵を描いていた時、
「僕のマンションでずっと絵を描き続けてほしい」
とファンの地主に言われたことがあります。
たった一人を魅了できれば、表現者は勝ちだし、価値なのです。
「容姿」×「絵」×「文章力」×「歌唱力」×「創作」=あらゆる種類の芸術に秀でた表現者。パトロンの援助で生きていく
「絵」×「SNS発信」×「教育」=教育の現場の問題点について、一般の人にも分かるように解説した漫画「教職はブラック」を連載する
「SNS発信」×「文章力」×「読書量」×「教育」×「?」=新進気鋭のプロブロガー。多分野を踏まえた広い視座と独自の視点から生み出される文章の魅力は解析不能。運営ブログは多くのアクセスを集める。収入源はアフィリエイト・有料メルマガ・各種講演等。
ざっと考え付くだけでもこれくらい。
挑戦したいことはたくさんあります。
未来への展望は拓けているのです。
多くの海の橋渡しがしたい
繰り返しになりますが
なるさわばしこの現在の職は「常勤講師」
小学校の担任の先生ですが、身分は非正規です。
社会的には不安定な身分ですが、私は積極的に講師を選択しています。
教師という職業は、多くの人にとって「人生おまとめパック」。
働く本人が望むと望まざるとに関わらず、健康もプライベートも、全てを捧げるカテゴリだと認識されています。(勿論ひとつの仕事をずっと続けることはとても大変で、すごいことです。)
そこからしかみえない景色もきっとあると思います。
全身教育カテゴリの海に浸かり、潜っている人にとって、
「非正規でもいーじゃん」と
片足しか突っ込んでいない私は、さぞ中途半端に見えるのでしょう。
しかしこの「片足しか突っ込んでいない」感じこそが、私の強み。
私にしかない視野であり、視座です。
私は教育カテゴリに片足を突っ込みつつも、
もう一本の足をあちこちのカテゴリの海に探索させています。
それは渡り鳥のような生き方。
私は教育カテゴリの掘削の深度こそ深くないものの
その分他分野も同時並行で掘り進めています。
外側から、またはたくさんのカテゴリを並べて俯瞰的に教育を見つめています。
私にしかない視野であり、視座です。
あらゆる世界を見て
その良さも課題も把握し、しばらくしたら飛び立つ。
それぞれの世界を巡りながら
それぞれの世界に「こんな考えもあるよ」と
橋をかける。
言葉によって、たくさんの世界を繋ぐこと。
それが私のやりたいことです。
外側から、俯瞰的に物事を把握できる力は
私が生き抜くために絶対に必要な「見えない資産」。
だからいつでも離れられる1年契約の講師という立場は
私にとってとてもメリットがあるし、
生涯雇用の正規になることはリスクが高い。
「教育」を徹底的に掘削し、人生を捧げる生き方も、もちろん素晴らしいと思います。
掘削しないと見えないものもありますからね。
ただ、生き方は色々。ひとつが正解ではないはず。
私は人生の中で、時々先生をやりたい。
たくさんの仕事をし、「タグ」を着替えるように付け替えながら、自分の広がった視野を子ども達に見せてあげたい。
教育「しか」できないではなくて
教育「も」できる先生。
その「も」の数は、多ければ多いほど面白い。
他の海でも生きていける証明こそが
子ども達に示せる
私なりの誠実さなのです。