【不登校経験者が語る】大人達が「学校に行け」と言う理由

不登校
【不登校経験者が語る】学校へ行かなくて良かった・後悔していること
学校に行けずに困っている子ども達へ。子ども達を支える保護者、教育関係者へ。はじめに 不登校児童の現状なるさわばしこは、中学にほとんど行っていません。小学校高学年の頃から始まったいじめが、進学してからも続いたためです。人間関係の問...

 

の続編です。

 

 

 

現在、学校に行きたくない子ども達。また、学校に行っていない子ども達。必ずと言っていいほど、大人達に言われていませんか?

 

 

 

「学校に行け」

 

 

 

と。

 

しつこく。日にちを改め何度も。手を替え品を替え。数えきれないくらい言われてきたかもしれません。

子どもにだって、学校に行きたくない理由も、行かない理由もあるものですが、大人達はなぜそんなに、子どもを学校へ行かせたがるのでしょうか?その理由を考えてみました。

 

 

 

 

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選択肢が狭まる可能性があるから

【不登校経験者が語る】学校へ行かなくて良かった・後悔していることでも書きましたが、学校に行かないということは、その後の進学や就職に際し、不利に働きます。大人達は以下のように考えるようです。

 

不登校になる▶︎中学の内申点が下がる▶︎行ける高校の選択肢が減る▶︎行ける大学の選択肢が減る▶︎就職できる会社が限られる▶︎お金が稼げない=立派な大人にはなれない!

 

中学時点で不登校になった場合、受験に必要な内申点が取れなくなります。また学業的な面でもサポートが受けづらい環境になるため、学業面でも進学に不利になります。この事から、行きたい高校へ進学できない可能性がでてきます。

また、高校の偏差値や環境が大学進学時に不利に働く可能性、また大学の偏差値が就職時に不利に働く可能性……などを考慮した上、不登校をリスクと捉えるのです。

 

保護者や教師は、なるべく子ども達に幸せになってもらいたいと考えています。そのために、「やりたい仕事が選べる」「たくさんお金を稼げる」状態にしようとするのです。

 

今は学校に行きたくなくて辛くても、将来幸せになってほしい、あるいは今より辛い思いをしてほしくないから、「学校に行け」と言うのかもしれません。

 

 

周りの子ども達はみんな学校に行っているから

人間は群社会で生きてきた生き物ですので、本能的に他の人と同じ行動を取る方が安心します。仲間が集まっていれば、いざ敵が来た時も生存の可能性が高まりますからね。

 

不登校の子どもは珍しいのです。小学生の200人に1人、中学生の30人に1人です。他の子どもは皆学校に行っている中、たった1人不登校の状態でいるあなたに対して不安を抱くので、「学校に行け」と言うのかもしれません。

 

 

自分も我慢したから

大人の社会でもよくある洗礼なのです。「若い時自分は苦労したからお前もやれ」って。会社に入った新人が、飲み会で無理矢理一発芸とかさせられる現象。ひょっとしたらその大人も、学校は嫌だったのかもしれません。でも頑張って通ったか、無理矢理通わされたかしたのでしょう。そしてそれが正しい事だと認識しています。

 

自分が辛い中頑張って学校に行ったのに、楽してるように見えるあなたにムッとするから、「学校に行け」と言うのかもしれません。

 

 

特に考えてない

なんかよくわかんないけど?みんな行ってるし?昔からあるわけだから?とりあえず行かせとけば?いい感じに育つんじゃね?

 

え?行きたくないの?やだよいろいろ考えるのめんどいし。思考停止してる大人は、とりあえず「学校に行け」と言うのかもしれません。

 

 

大人達の言うことを聞くべきか否か

子どもの将来を思って「学校に行け」と言う大人もいれば、自分の社会的な立場のために「学校に行け」と言う大人もいますし、みんなそうしてるからというフワッとした理由で「学校に行け」と言う大人もいます。

 

しかしなるさわばしこは、一番大切なことは、やはり子ども本人の気持ちや考えであると思うわけです。

「大人がそう言うから」ではなく、自分なりに「学校に行く理由」「学校に行けない理由」「学校に行かない理由」を考えてみてほしいなと思います。

 

 

自分の頭で考えられる子どもは、不登校を選ぶ場合も比較的周囲を説得しやすいのです。

 

 

たとえば、「選択肢が狭まる可能性があるから学校へ行け」と言う大人の反対にあった時は、「代わりに通信教育で勉強したい」とか「やりたい仕事のためにこういう活動を考えてる」などと伝えると、周囲も安心するでしょう。

 

 

元教師としての意見

私はかつて、学校の先生をしていました。学校で学べることは、とても多いです。熱心な先生だってたくさんいます。でも、学校に行くことが必ずしも、すべての子どもにとっての解ではないと考えています。

 

 

不登校は、必ずしも逃げではないと思います。「やりたいことが明確」「学校以外の教育の選択肢をきちんと考えている」子どもなら尚更、それはきちんとした選択肢の一つだと思います。

 

 

参考

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